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2010年03月24日

自作!空き缶ストーブ 1号/2号

これまでトランギア(Trangia) に挑戦(えらそー)してきたが、ふとしたはずみで、これを空き缶を利用して手作りする人間が多いことを知った。実際に簡単そうなので、じゃあ作っちゃえ!ってなノリで作業開始。

トランギア(Trangia)のような二重筒方式のものと、加圧式の一重のものがある。とりあえず、火が点くかどうか位の実験なので、軽い気持ちで挑戦を開始。

まずは「アルコールストーブ 自作」「PEPSI CAN STOVE」 などでググって情報収集。
解説サイトでは、中にグラスウールを入れるとか、耐熱コーキング剤で繋ぐとか難しいことを言っているが一切無視して、なるべく簡単な仕様、道具のよしあしを問わないものを選択。
ペニーストーブ型といわれるものを2個作った。作業時間は1個あたり約30分。

自作機2号

出来上がり


【作り方の簡単な説明】
 1. 2つのアルミ缶を切断し底部を使用する。
 2. 切り出した1つの底に画鋲(ピン)で穴を開け、バーナーを作る。
 3. 中心部に同様に穴を開ける(給油用)。
 4. 2つのパーツを合体させる。

【使用法の簡単な説明】
 1. 上から給油しセンターの穴をコインでふさぐ。
 2. 上部の皿部分に残ったアルコールに点火してプレヒート。
 3. 十分に熱が伝わるとバーナー部分から炎が出て、火力が安定する。

【使った材料と道具】
 1. 空き缶(ストーブ1台に対し2本分)
 2. カッター(切るときの最初の切り口を作るだけ)
 3. はさみ(どこにでもある子供用の文房具はさみ)
 4. 油性マーカー(缶を切る位置とバーナーノズルの位置を確認する)
 5. 画鋲(ピン)(バーナーのノズル穴を開ける)


PEPSI Can Stove #1
1号機は解説のホームページどおりでバーナの穴が16個


基本的に設計図なし、定規なしでその場の勢いで作成。1号機は少し背を高くつりすぎてしまい、燃料をたくさん入れないと圧力がかからない様子。ついでに、ノズルの穴が大きいのか、なんとなくのんびりした炎。


 PEPSI Can Stove #2
2号機はTrangiaのバーナーの穴の数を数えて(25個あった)24個の穴を開けた


いずれも火はついて、火力安定した。風防をうまく利用すれば、飯ぐらいは炊けそうだ。
1号機はちょうど来ていたボーイスカウトの隊長さんが「もらってってもいい?」というので差し上げた。が、写真を撮っていなかったのがちょいと残念。
実際にどのくらいの燃焼時間か、どのくらいの熱量を発生できるかという実用に向けてのテスト報告は次回に!ということで「乞う!ご期待!」

ノズルの穴はもっと小さいほうがよいような気もするが。どのあたりがバランスなのか。どなたか熱力学に明るい方はいらっしゃいませんか?穴サイズ・個数による熱量、燃料消費量と本体容積とのバランスについてご教授いただけないでしょうか?情報お待ちしております。






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